2022年5月16日

イベント・研修情報,活動報告,県全体

一般社団法人化のご報告

当会は令和4年4月より一般社団法人としてスタートいたしました。それに伴い、会長からのメッセージが届いております。

 

 

日頃より当会・当支部の活動にご理解・ご協力を頂き誠にありがとうございます。

 

令和3年12月に設立20年という節目を迎えた後に、本年度から念願でもありました「一般社団法人」として遂にスタートさせることが出来ました。任意団体として活動を開始して20年、私たちの先輩方が地盤固めをしっかり行って頂き、これまでの様々な活動を通じてその地盤を耕し、種を植え、法人化という芽がでてきたという段階に至りました。

 

一般社団法人化になったことで得られるものは、「社会的信用」でもあります。これまでは任意団体であるが故に、手続きなど制限されることや、会や専門職としての知名度・認知度があまりなかったという事実がありました。法人化になったことで私たちが活動できるフィールドも広がり、今以上にアグレッシブに進められると期待します。ですが、その一方で更に責任ある活動が求められ、精神保健福祉士の専門職故のプロ意識が求められることも意味します。そのように考えると、当会・当支部自体の質の向上が求められているといえるのではないでしょうか。

 

当会・当支部では毎年の活動に際し大まかなキーワードを決めておりますが、これまでは「耕す」「前進」をキーワードとしてきました。前記した例えになぞるのならば、「地盤を耕し(耕す)、種を植え(前進)芽が出てきた」ということになります。昨今のコロナ禍の影響で、研修や会議など様々な支障をきたしておりますが、着実にできることを考えて実施(前進)し、今後の活動に手ごたえを感じられるようになったのが昨年度でした。

 

そして、「法人化」が達成した今やらなければならないこと、それは「育てる」です。芽が出始めた今、それを枯らさないようにするために、芽を立派な木に「育てる」ことが必要になります。そういった想いから、今年度のキーワードは「育てる」といたします。

 

「法人化」は新たなスタートです。新たなスタートを切るには会員の皆様、構成員の皆様が必要です。当会・当支部がすくすくと育っていくことが出来ますよう、引き続きご理解・ご協力いただき、共に活動をしていきましょう。

 

 

令和4年5月

福島県精神保健福祉士会 会長・ 日本精神保健福祉士協会 福島県支部長

水野 英一