2015年2月12日

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全国大会・学術集会の大会趣旨について

当会長でもあり、全国大会・学術集会の大会長である鈴木長司(東北病院)より、6月の全国大会・学術集会の「大会趣旨」が発表されています。既に日本協会ホームページの全国大会特設ページには掲載され得ておりますが、このホームページにも掲載致します。

大会趣旨をご覧いただきたく下記に掲載致します。全国大会にむけて当会一丸となって準備を進められるよう願っております。

 

第51回公益社団法人日本精神保健福祉士協会全国大会・第14回日本精神保健福祉士学会学術集会

大会趣旨

 『今年は本協会が設立されて51年目になる年です。昨年は、埼玉県において50周年の全国大会・学術集会が盛大に行われ、50年間の精神保健福祉士の想いと実践を振り返り、次の10年間の我が国の精神保健医療福祉の姿とメルクマールについて深められました。それを受けて、今年が新たな一歩となる年です。それに加え、忘れられない、忘れてはいけない3.11の東日本大震災から、4年が過ぎ5年目の年です。被災に遭われた地域は復興にはまだまだ程遠い状況であり、まして本全国大会・学術集会開催地である福島県は、大津波、大地震、原発事故、風評被害に遭い、他県とは異質な状況にあります。このような状況に在りながらも、みんなが懸命に前を向いて進んでいます。精神保健福祉士もまた、前を向いて進んでいます。 


 この様な状況だからこそ、「みんながひとりでは無いんだ」との想いで、障害を持っている人、被災を受けた人、支援をしている人、福島に住んでいる人が「共にガンバって生きている、ここに生きているんだ」という確固たる証を、大震災に遭ったことは「負」では無いんだと、「宝」になるんだという想いを、新たな一歩としての精神保健福祉士の熱い想いを全国の人に示したいと思います。』

大会長 鈴木長司(東北病院)

 

日本協会ホームページ 全国大会特設ページ↓

http://www.japsw.or.jp/taikai/index.htm